2011年1月22日土曜日

MacBookAir 11インチ プチレビュー

今年の残予算で人気のMacBookAir11インチを購入してみた。初代Airに比べると、非常にコストパフォーマンスが高く、なおかつ前モデルの欠点をかなり改善してきた優等生バージョンである。知っての通り、職場では上位バージョンのMacBookPro13インチモデルを利用しているのだが、こちらは画面もそこそこ大きく、CPU性能も大きな不満もないのだが、唯一の欠点が2kgを超える重さである。出張のお供に連れて行くには40過ぎの身にはちと辛くなってしまい、昨年VAIO typeX(700gm)を購入して連れ出していたのだが、いかんせんこいつはCPUがAtomでWin7という組み合わせで、あまりにもっさりで持っていったものの快適に使えないというストレスが溜まっていたのである。

ちなみに新型Airには13インチモデルもあり、バッテリ時間もより長いのだが、ここでは大きさならびに軽さを最優先することで、手持ちのMacBookPro13インチとの差別化を図ることとした。

まずは、スペックから。Air11インチの128GBモデルをベースに次の通りのカスタマイズをして購入した。

  1. CPU Core2Duo 1.4→1.6GHzへアップグレード
  2. メモリ 2GB → 4GB
  3. iWork追加
  4. その他はすべて変更なし
以上で、¥134,200である。こいつにWindowsを動かすためのVMwareFusion3.1を追加してある。


納品後のセットアップは次の通りである。

  1. SoftwareUpdateで各種パッチを最新版へ
  2. VMwareFusion3.1をインストール
  3. FusionへWindows7をインストール(CPU 1Core , 1.5GB Mem, 60GH HDD)
  4. Windows7へOffice2007(Word,Excel,PowerPoint,Groove)をインストール
ここの時点でAirの128GBのSSDの残り容量は80GB弱。


次に、今回の金沢出張に持っていっての印象。まず、プラス面。


  1. 11インチながらそこそこ広い画面で、Web、メール、書類確認ならこれでOK。
  2. 重さも1kgと軽いが、どちらかというと薄さのほうがありがたい。荷物のパッキングがかなり楽になる。
  3. 思ったより使えるバッテリー時間。Wi-FiでWebアクセスする程度の使い方なら、VMwareFusionで Win7を起動しつつも、5時間から7時間ほどは使えるスタミナ。これならほぼ1日、フル充電で持ちそうな気配。(もちろん輝度調整とか最低限の節約は必要ですが)
  4. 発熱がほとんどなく、低温火傷の心配は不要。
  5. スリープの速さ。これはAirに限らないがSSDとの組み合わせにより、OSの起動もスリープからの復帰もWin7とは比べ物にならない速さ。HDDではなくSSDなのでディスプレイを閉じて即鞄にいれてもOK。
つぎにマイナス面。
  1. 一般的な操作で処理の重さを感じることは無いが、やはりCPUはMacBookに比べると同等というほどではないので、あまり期待しすぎはよくない。
  2. 11インチモデルは現状128GBのSSDまでしかなく、出張時のお供程度であれば問題ないがディスク容量を必要とする場合にはちょっと不向き。13インチは256GBのSSDも選択できるが価格もその分上がる。
  3. 11インチモデルにはSDカードスロットがないこと。これは本体サイズとの兼ね合いなので止む無し。
ということで結論としては、マイナス面を割り切れれば持ち歩き用のセカンドマシンとしては、かなり優れもの、との結論です。

by okkun

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