コード書き諸君に告ぐ。
諸君、私はコーディングが好きだ。
諸君、私はコーディングが好きだ。
諸君、私はコーディングが大好きだ。
Cが好きだ。C++が好きだ。
Rubyが好きだ。PHPが好きだ。
C#が好きだ。Javaが好きだ。
Swiftが好きだ。Objective-Cが好きだ。
JavaScriptが好きだ。HTML5が好きだ。
手続き型で。関数型で。論理型で。問い合わせ型で。
コンパイラを通した機械語で。中間コードで。インタープリターで。
ありとあらゆるプログラミング言語で行われるコーディングが大好きだ。
新規ファイルを開いて、
#include<iostream.h>
int main(){
}
と書く瞬間が好きだ。
サーバと通信させるために
System.Net.Sockets.TcpListenerオブジェクトを展開し、3ウェイハンドシェークで通信が確立される様子をログで眺めるのが好きだ。
buildするのが好きだ。
1つの機能を実装するために友人とペアコーティングする時など、胸がすくような気持ちだ。
アルバイト中にするコーディングが好きだ。
試行錯誤の末、潰すことのできなかったエラーを更なる試行錯誤を以って消しとばしてBuildが通った時は、感動すら覚える。
実機デバッグなど、もうたまらない。
ゼミ室でオレンジ色の光が挿すのを感じながら、キーボード上で手を踊らせる時など、最高だ。
後輩がいなくなったゼミ室で、エラーログを頼りに赤い波線を消す時は、物悲しさに涙がでる。
徹夜明けの早朝、クソが詰まったように赤い線だらけのソースコードをBuildすべく、トラックパッド上で指をふらふらと動かしてサジェスト機能でエラーを潰し、実機検証が終了した時など、絶頂すら感じる。
諸君。私はコーディングを。バグフィクスしてもしきれない、クソのようなコーディングを望んでいる。
諸君。私の如く、下流工程の最底辺に集うコード書き諸君。
諸君は、何を望んでいる?
更なるコーディングを望むか?
PBLを担当する教員から、'コーディング'よりも'進捗報告•ドキュメント'の充実などと蔑まされながらも、情け容赦無いコーディングを望むか?
学生扱いを受けず、学生としての時間を過ごしつつも1400時間を超える月の作業時間という暴虐に晒されながら、それでもコーディングを望むか?
よろしい、ならばコーディングだ!