2010年10月9日土曜日

海外での定額データ通信に備えて

来週からの海外出張に備えてドコモショップへ行ってきた。普段使っているドコモの携帯を海外で使う場合の設定変更や注意点の確認と、最近ソフトバンクのサービスに追随して始まった海外でのパケット通信の定額サービスのマニュアルをもらうためだ。

国内ではパケホーダイやデータ通信の定額プランがあり、いくら使っても上限額があったのだが、海外で従来は従量制の青天井でうっかりiモードやiPhoneを国内感覚で海外で使うと高額請求がやってくる、いわゆるパケ死状態になりかねなかった。これに対し、ソフトバンクが先行して海外でのパケット通信に1日あたり約1500円の上限で使いたい放題というサービスを開始した。これに追随してドコモも同様のサービスを開始したのである。これでiPhoneを海外へ持ち出しても、1日1500円のコストを払うことを割り切れば使いたい放題使える。さらにドコモの場合は、スマートフォンに限らずPCのパケット通信として使えるのである。

従来だと、海外用のWi-Fiルータをレンタルする、SIMフリー版の携帯を入手し、現地でプリペイドSIMを買って使うなど、手持ちの機材を超える対処をしなければ国内と同様の使い勝手ではネット通信ができなかった。それを思えば、ちょっとコストはかかるが携行する機材も増やさずに済む、これらの定額サービスはそれなりに魅力的である。

そうはいいつつも、海外でこれらの定額サービスを利用するには、現状、現地で携帯電話機の設定変更操作が必要なので、この方法を間違えないようにしないといけない。この設定を間違えると、いわゆる青天井の従量課金で百万円単位でパケ死しかねなない。ということで念を入れてショップで海外での利用向けマニュアルを入手してきたのだが、これがなかなか手強い。通話、SMS、データ通信、それぞれいろいろな利用上の条件があったり設定変更が必要で、マニュアルなしで対応するのはなかなか難しい。海外に電話機一つ持っていくのがこんなに面倒とは、という思いである。このマニュアル読んでるとすぐに寝れそうなので、機内の読書用に持参することに決定である。

PS. ほぼ同じ用事でソフトバンクのショップにも行ったが、いやもう用事があっても行きたくないなぁと思わせる、客を待たせることを当たり前とする接客サービス。それに対してお待ちの間お飲物でもいかがでしょうか?と気を使ってくれるドコモショップ。ソフトバンクをメインキャリアにすることはないなぁとソフトバンクのショップに行く度に思う。

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